忍者ブログ
  • 2024.04«
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • » 2024.06
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【2024/05/16 14:46 】 |
もうひとつの言語、空気。
少し忙しくなってきました。

溜まってきた雑務などを片付けてしまおうと思いますので、空き時間を作る為に明日の日付で今から書いてしまいましょう。こうすると更新をサボった様に見られることが少ないですよね。とても便利です。
ところで、薄いコーヒーでも飲み続けると胃がもたれて来るんですね。

さて、今日は感情表現の手法について。



良く日本人は感情表現に乏しいという印象を持たれますよね。

比較の対象をラテン系人種の代表、メキシコ人等にするとその違いは一目瞭然。
例えば、通りでいきなり踊り出せる日本人ってどの位いるでしょう。
酒が入っていても難しいのでは無いでしょうか。

基本的に控えめで大人しい。沈黙を美徳としているのが日本人。
大多数の(偏見の無い)人間が持つイメージはこんな所でしょうか。

ただ、沈黙をイコールで何も伝えていないとしてしまうのは
日本文化を良く知らないから、という意見もあります。
言外の意思、空気にものを語らせる。茶道にも見られる、静と動のバランス。
このそれぞれに意味があるとする見方です。
これが伝わっていないから、感情表現に乏しいと思われるのであって
日本人はしっかりと意思表示をしているんだ、と言う事が出来ます。

が、これを海外の人間に説明するのは意外と骨なもの。
「言葉ではなく、その表情や動きから意味を読み取るなんて
勘違いが生まれるだけだよ。はっきり言えば良いんだ。」
・・などという反応です。誤解を生みやすい言葉なんて
コミュニケーションの手段として不完全であるという考え方ですね。

しかし、日本の格言には言葉にせずとも伝わる気持ちこそ
価値があり重いものだ、とするものも見られます。
やはり文化の違いなのでしょうか。

ETUDEでも描写をする時に
・ストレートに何を思っているかを書く人
・行動や仕草、表情を書くだけに留めておく人
と、2種類くらいのプレイヤーさんが見られますね。
この違いは恐らく、言葉を単に意思疎通のための道具として使うか
芸術作品のように美しさを求めるかで出て来るものだと思います。

例えば俳句。少ない言葉の中にどれだけの意味が詰められているかは
一見しただけでは決して解らない事でしょう。私も解りません。

無を、空気を、形や言葉にする。
日本文化は、まさに深淵そのものです。
PR
【2006/04/11 20:50 】 | 閑話 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
<<やさしいひと | ホーム | battle, battle, battle>>
有り難いご意見
貴重なご意見の投稿















虎カムバック
トラックバックURL

前ページ | ホーム | 次ページ

忍者ブログ [PR]