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【2024/11/01 08:32 】 |
もうひとつの言語、空気。
少し忙しくなってきました。

溜まってきた雑務などを片付けてしまおうと思いますので、空き時間を作る為に明日の日付で今から書いてしまいましょう。こうすると更新をサボった様に見られることが少ないですよね。とても便利です。
ところで、薄いコーヒーでも飲み続けると胃がもたれて来るんですね。

さて、今日は感情表現の手法について。



良く日本人は感情表現に乏しいという印象を持たれますよね。

比較の対象をラテン系人種の代表、メキシコ人等にするとその違いは一目瞭然。
例えば、通りでいきなり踊り出せる日本人ってどの位いるでしょう。
酒が入っていても難しいのでは無いでしょうか。

基本的に控えめで大人しい。沈黙を美徳としているのが日本人。
大多数の(偏見の無い)人間が持つイメージはこんな所でしょうか。

ただ、沈黙をイコールで何も伝えていないとしてしまうのは
日本文化を良く知らないから、という意見もあります。
言外の意思、空気にものを語らせる。茶道にも見られる、静と動のバランス。
このそれぞれに意味があるとする見方です。
これが伝わっていないから、感情表現に乏しいと思われるのであって
日本人はしっかりと意思表示をしているんだ、と言う事が出来ます。

が、これを海外の人間に説明するのは意外と骨なもの。
「言葉ではなく、その表情や動きから意味を読み取るなんて
勘違いが生まれるだけだよ。はっきり言えば良いんだ。」
・・などという反応です。誤解を生みやすい言葉なんて
コミュニケーションの手段として不完全であるという考え方ですね。

しかし、日本の格言には言葉にせずとも伝わる気持ちこそ
価値があり重いものだ、とするものも見られます。
やはり文化の違いなのでしょうか。

ETUDEでも描写をする時に
・ストレートに何を思っているかを書く人
・行動や仕草、表情を書くだけに留めておく人
と、2種類くらいのプレイヤーさんが見られますね。
この違いは恐らく、言葉を単に意思疎通のための道具として使うか
芸術作品のように美しさを求めるかで出て来るものだと思います。

例えば俳句。少ない言葉の中にどれだけの意味が詰められているかは
一見しただけでは決して解らない事でしょう。私も解りません。

無を、空気を、形や言葉にする。
日本文化は、まさに深淵そのものです。
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【2006/04/11 20:50 】 | 閑話 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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