経験則。
つまり法則とするだけの根拠となる材料は揃っていないけど、経験上そうなるという非常に曖昧な法則。ですが、これが意外に馬鹿に出来ないモノで、言われれば多くの人が「あるある」と頷く事でしょう。有名な所では「マーフィの法則」。最近だとお笑い芸人レギュラーの「あるある探検隊」なんでしょうか。
コレに対抗する立場に当たるのが理論、もしくは理論モデル。
明確な定義と概念を持った法則や仮説を体系的に組み合わせたもので、これまた非常に説得力のあるものなのですが、実際試してみるとそうならない事もざらにあったりします。
理論と実践。人によりどちらを重視するかは大きく異なる事でしょうが、なんだか理想と現実の比較にも似ている気がします。理論には「こうなるはずだ!」という気持ちの中に「そうなったら良いな」という気持ちが恐らく1%くらいは入ってると思う私は不真面目なんでしょうか。
しかし理想と現実を考えると、色々と辛い事を思い出します。
例えば・・
・家庭教師派遣業者に登録し、紹介されたのは女の子の家。
理想:
2人きりで色々してやるぜ!
なんか色々美味しい事もあるんだろうなぁ・・・えへへ。
現実:
教える場所が居間
(家族に思い切り見られています)業者の方に
「セクハラに注意してね。信用第一だから」と釘を刺されます。結果、余計に神経を遣います。
理想はあくまで理想。それが実現する事は「ほぼ無い」とはあまりにもあまりな結論ですが、私は心底そう思いました。世の中、中々美味しい事なんて転がって無いものです。そう考えると詐欺にもあいません。
余談ですが「精神科医」もしくは「心理カウンセラー」を目指している方、ギャップに気をつけてください。人の悩み相談が上手い程度で渡っていける世界では無いようです。あまり黒い話を書くのは避けますが。
大きく話が逸れましたが、とりあえず理論や正論だけではやっていけないのが現代社会のようです。先輩の話は貴重なモノ。当たり前といえば当たり前のことを今更ながら思い知ったバイトの終盤、という落ちでした。
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