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【2024/05/16 12:44 】 |
人それぞれの議論
ピンクパンサーは面白い。

コメディとはかくあるべきと言うような一作で、とても満足できました。詳しい内容を書くのは避けますが、刑事モノの笑える映画が見たいなら是非。映画代は新書一冊にも匹敵するぐらいの打撃を財布に与えますが、その価値は十分にあるといえます。

さて、今日は議論について。
良く見られるアレ。それは本当に正しい議論?と言うテーマで。



まず最初に。
議論は悪いモノではありませんし、意見の対立はごく自然な事です。
ただその議論の仕方が間違っていると簡単に争いの種になりますし、両者にしこりを残すだけでなく、周囲をも巻き込んだ争いにまで発展する事もあります。そのため「ネチケット」ではたびたび議論の禁止が叫ばれるのです。

これは話し出すと恐ろしく長くなりますので簡単に行きましょう。
まず議論をする人間には幾つかの主張があり、それらは次の区分によって大まかに分ける事が出来ます。

・絶対主義派
→どんな問題にも正解があるとする考え。ハッキリとした態度を示し最終的に一つの答えを見つけ出そうとする。この場合結論は一つであるため、議論は収束しないまま平行線を見ることもある。(ex;「神は居るか?」→「居る」or「居ない」

・虚無主義派
→正解の無い問題もあるとする考え。絶対主義者達が議論しているのを見て話し合うのは無駄な事だと冷めた態度を取る。彼らはそもそも議論が出来る人間では無い。(ex;「神は居るか?」→「その問題に答える事は出来ない」

・相対主義派
→問題には正解が複数あるとする考え。問題に対して複数の前提を用意して、それぞれの場合で違った回答を出す。正解は相対的なものとする一方で、無節操な意見も出やすい。(ex;「神は居るか?」→「それぞれの信仰、立場によってそれぞれの神が存在するし、居ない場合もある」

こんな所でしょうか。
議論をする場合、相対主義を取る「一部の」人間には特に注意が必要です。なぜなら彼らは「人それぞれ」という言葉で一方的に議論を終了させ、その後自分の意見だけをべらべらと述べる傾向にあるからです。相手が何を言っても「人それぞれだから」と聞く耳持たず。こういった人間は虚無主義者と同様に、議論が出来る人間ではありません。蹴り飛ばせ!

議論には様々なタイプのものがありますが、参加出来るのは基本的に話の出来る人間。論理的にぶっ壊れた意見を並べたり、相手の話を聞かなかったりなんていうのは論外。相手を言い負かす事が目的であるディベートにおいても、話を聞いて反論するのは最低限のルール。

さて、予想通り長くなってきたのにまだ語りきれて居ない部分も多いです。続きは後日と言うことで。けれど最近偉そうな事ばかり語っていましたら「何様だテメー」とか思われているフシもあるでしょうし、時期を見つつ出していこうかな。

むーん。
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【2006/05/27 20:05 】 | etude | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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