ETUDEはファンタジーの世界です。
歴史も文化も史実とは当然違うワケですから、細かい事を気にするのはナンセンスというもの。しかし、「何から何まで違うのだ」とされてしまうとその世界に対するイメージが湧いてこなかったりします。
意思伝達の手段として、言葉は一長一短。
そして、完璧な伝達の手段など無いといわれています。
当然文章だけで何かを伝える事は難しく、ましてや、日常的に使っている言葉で非日常であるファンタジーを説明するのは至難の業です。
膨大な量の年表、トルキア書記。それら設定を積み重ね、明確な姿を描いていこうとも、読み手によってはその受け取り方も少しずつ違ってきたりします。「元からあんまり読んで無いんだ。エヘヘ。」というお茶目さんも含め、イメージの統一は必要不可欠でしょう。
そこで「中世」など、多くの資料が現存する比較的解りやすいキーワードが出てくるわけです。同時に視覚的なイメージも付随しますし感覚的には圧倒的に解りやすくなります。もちろん、詳細は違うのでしょうがこの大前提がある限り大きく設定を勘違いする人は現れない・・はずです。
(勿論、設定以外でも問題は起きるのですが・・)
改めて見てみるとETUDEはとてもよく出来ていると思います。
ネタもたっぷり含まれていますし、定番から独自の者まで幅広く取り揃えている印象があります。間口も広いし、素晴らしいですね。
余談ですが、春になったからなのか、皆さん恋してますね。
嫌いではないのですが、恋愛ブームなのでしょうか。
でも、私は天邪鬼なのでした。はは。
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