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【2024/04/30 08:39 】 |
フィボッチと黄金の夢
「夏も近付く、八十八夜~」

文部省唱歌「茶摘」にも歌われる八十八夜。立春から数えて八十八日目の事です。つまり今日、5月2日。コレは日本独自の暦日であるらしく、起源を調べてみると農家の人たちに遅霜を警告する為に作られたのだとか。ともあれ、現在この日はお茶を飲む日です。

さて、今日はのんびり気分の中、数学的な事を語って行きます。



フィボッチとは12世紀頃存在したイタリアの数学者。
彼の発見したフィボッチ数列はその当時余り人気がなかったそうですが、近代、現代になって見直され自然界の法則を見出す等、様々に役立てられています。

1 1 2 3 5 8 13 21 34 55 89 144 233 377 610 987 1597

こういうのがフィボッチ数列。規則性があるのですが、解ります?
実は隣接する2項の和が次項の解になっています。パスカルの三角形とちょっと似てますよね。数学が苦手?私もです。多分もう少ししたら面白くなるので、我慢してください。

ここで話がずずんと飛びますが、人が美を感じるのには黄金比が深く関わっており、例えばミロのビーナスは頭から臍、臍から足までの比率は1:1.618。人体の美に対する黄金比は時代、文化、社会的風潮によっても変化するそうですが、その平均値をとると男性は5:8(=1:1.6)、女性は3:5(=1:1.66…)くらいなのだそうです。

さて、この3とか5とか8とか。
フィボッチ数列になっていると見るのは苦しいでしょうか?
しかしマツカサの鱗片、ひまわりの種の並び、オーム貝の模様等、自然界には効率を求め、進化を続けた結果フィボッチ数列をとるようになったモノが数多く存在するようです。

人間の美的感覚もそれに従った、と見るのは決して飛躍ではない・・と思います。まぁ結局何が言いたいかといえば・・ミロのビーナスは綺麗だな、と。あ、いや決してエロでは無く。エロではないのです。
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【2006/05/02 21:20 】 | 閑話 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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